怠惰
すこしのやるべきことから逃げまくって、朝になって、友達と笑って遊んで、現像から返ってきた写真をしつこく見返して、朝になって、借りた2冊の本のページをめくってもいなくて、ほとんどの授業が欠席3になった。
だめになるのは簡単だな。
繰り返しの生活が一度止まってからまた動かすことは難しい。
ただの堕落です。
頑張ろうと思ってかけた3本の電話はこれからに繋がらなくて、かなわなかったほうの未来をSNSで探してる。
生活ががたがたしだすと、身体もがたがたする。
まどろっこしい睡魔に襲われては、青白い空をカーテン越しに眺めてる。
全部地続きにしたいけれど、ひとつに絞ることほど退屈なことはない。
ひとつひとつを器用にこなしたい、できない、できないことを並べていないで、そもそもわたしは学生であることを忘れないで。
ここでもないしだれでもないと言ったところで、わたしは学校へ行くべきなのだよ。
友達はそれぞれ週5日働き、これからバイトへ行き、課題をやり、学校へ行く。
幼稚なことを言いますが、友達と遊びたいし、すぐに会えるようにみんなで同じアパートに住みたい。
別れるときの寂しさなんて、とっくに捨てていたかった。
矛盾があってこそ人間と思いつつ、不誠実な人間からは人が離れていくということ知っています。
ひとつずつやっていくしかない、夜は寝るしかない、昼間は起きて生活をするしかない。
積み重なりが幸せになるんですね。
優しさに涙するような余裕は埋めていこう。