始発から一本後
最近だめだめ言い過ぎてたな。
クランクアップできなかったけれど、ひとまず一昨日で現場が終わった。
正直体力的な面が割としんどかった。
前回は3時間睡眠でも気が張っていたからぎりぎり動けていたけれど、今回はずっと睡魔が付き纏った。
寝坊が恐ろしく怖く、昨日の朝は、今寝てて良いのかと焦って飛び起きた。
学生が自分以外いなかったから変な慰め合いや愚痴の言い合いなどはなく、それでも同世代の人がまあまあ多かったのと、ほとんど怒られなかったから、さほどきつくはなかった。
泣いてしまう程のことはなかったし、何かあっても優しく声をかけてくれるひとばかりだったから、どれも耐えられるようなことばかりだった。
最終日の最後の方で派手に転んだときも、心配して煙草吸いにいかせてくれたり、そんなことあっていいのかと思うくらい助けられた。
昨日から生理が始まり、睡魔もそれで余計に酷かったのかと納得。
それにしても寝てばかりいる。
数日前の撮休の日も、昨日も、起きて煙草吸ってご飯食べて寝てを繰り返して、1時過ぎには寝てしまっていた。
表現しないで分かってもらおうなんて甘えだという誰かの言葉を、自分の戒めとしてたまに思い出している。
初対面の人と会うことがとても多くなってきたけれど、知り合って数日で自分を出すのがなかなか難しい。
経験も浅いし自信もないしで、どうにもこうにも言葉がそもそもうまくでてこない。
喋れはするけれど、言動がなかなか控えめになってしまう。
かといって言葉で説明しても、そんな言葉でなにかを語れるとは思えないし、表現は直接的で説明的な言葉だけではないしな…とか色々と考えてしまった。
これを書いている間、現場前にココナッツディスクで購入した2枚のCDをやっとかけて聴いている。
夕方からはまた別現場の最終日に行く。
めちゃくちゃアウェーだなあ、緊張する。