暮らし
2月くらいから家のこと全然してない。
そのあいだに植木鉢の花、ふたつからした。
らしいです。
父親とふたりで暮らしはじめたとき、料理洗濯掃除諸々の家事に熱中した。
学校からすぐ帰って、夜ご飯をクックパッドで調べていろんな料理を作った。
といっても。いろんな料理に挑戦するのはお金がかかるし、面倒だったから、途中から肉どうふ、タコライス、たらの野菜あんかけの三品をローテーションで作ってた。
あれから、みじん切りはまだちゃんとできないけれど、野菜を切る速度はあがって、家にあるもので軽く作れるようになった。
洗濯がいちばん好きだった。
なんでかわかんないけれど、いちばん生きてるって感じがした。
洗濯物は思ったよりすぐたまるから、できるときに回したほうがいい。
掃除は、こまめにしないとあっという間にほこりがたまるし汚れる。
リビングや部屋は掃除機で、トイレと台所はクイックル、洗面所はコロコロ。
掃除機をかけて綺麗にしたところに干した布団を取り込むと幸せレベル最高潮になる。
家事に熱中していたとき、かんぺきを目指しすぎたせいでちょっとつらくなって、なにもしない時期があった。
そこでちょうどよく手を抜くことを知った。
すこしでも父親がなにか家事をしてくれていると、すぐにわかるようになって、ありがとうって感謝した。
喧嘩は何度もした。
喧嘩するたび、相手に期待をするのはやめようと心に決めては、寛容になっていった。
相手を変えようとしても、相手のことが嫌いになるだけだったから、自分ができることちょっとずつやろうという気持ちになって、自分の気づかないところでの気遣いもたくさん、ほんとうにたくさんあった。
だれかすきなひとと暮らせるようになる日はくるんかな。
きますように。