今夏何度目の台風
天と地がくるっとひっくり返るようなものの見方を
自分の目の前に据えてくれるもの
わたしもあのこになれないし、
あのこもわたしになれない
積み重ねを無視しないとすすめないなら
このままでいい
生活ができればそれでいいのに、
自分よりも大事なものができたら
そんなことも言ってられないのだろうか。
わからないことは調べて考えて、
それでもわからないのならわからないままでもいいね
愛情の薄さに寂しく思って、
もらったものだけが溜まって、
いつの間にか切り捨てていくことの
罪悪感さえわすれる
注ぐものが多いというだけなのにね。
捨てられないこだわりに頭の悪さが露呈する
けれども、こだわりを捨てるための教養を
少しずつ身につけていけば
いずれは身体に馴染んでいくんだと思う
どんなに諦めても、五感だけは死なないようにしたい
風の肌触りや取り込みたての布団のにおいに愛を